アディゼロ ジャパン 9 レビュー:足を鍛える薄底、速いペース走で生きる一足
薄くて軽く、速いペース走で足を鍛える。用途を割り切る薄底ランナー。
本レビューはスペック先行版です。実走距離・独自評価・耐久などの一次データは暫定値で、実走後に本人の実測値へ更新します。
実物写真は準備中です
テスト環境と走行ログ
- 路面
- ロード
- 体重
- 58kg
スペックと評価
| ブランド | adidas |
|---|---|
| カテゴリ | テンポ / スピード練習 |
| 重量(公称) | 177g |
| ドロップ | 7mm |
| スタック(踵/前足) | 27 / 20mm |
| プレート | プレートなし |
| 定価 | ¥17,600 |
| 発売年 | 2024年 |
- クッション3.5
- 反発4.0
- 安定性4.0
- 耐久性3.5
- コスパ4.0
用途別スコア
ジョグ
3.0
/ 5.0
閾値走
5.0
/ 5.0
レース
3.0
/ 5.0
サイズ感の基準(評者の足型)
- 足長
- 25.5cm
- ワイズ
- 2E
- 甲
- 普通
- 傾向
- ニュートラル〜軽度回内
アディゼロ ジャパン 9は、アディダスのなかでも非常に薄くて軽い設計の一足。正直、これをジョグシューと言っていいのか分からないくらいで、自分はアディゼロ エボ SLよりも速いペースのランニングで使っていた。薄いぶん足を鍛えられるシューズだ。
POINT
本レビューは累計約200km走行時点でのインプレです。走行距離が伸びた際の耐久(ソールのへたり具合)は、引き続きこのページに追記・更新していきます。
どんなランナーに向くか
足を鍛えたい人、クロスカントリーを走る人、カーボンは使いたくないけれどアディダスの良いシューズで走りたい人に向く。逆に、まだ足ができあがっていない人や、そんなに速くジョグしなくていい人には勧めにくい。自分自身、怪我が怖くて使う場面は絞っていた。それくらい用途を選ぶ薄底だ。
ミッドソールと反発
クッションは多少あるが、薄いぶん他の厚底(アディオス系)より足にダメージが来る。その代わり軽いのでスピードは上げやすく、3:20/kmくらいまでのペース走や距離走には全然対応できた。厚底だときつい坂道ダッシュも、薄いぶん登りやすい。鍛える練習でこそ生きる。
スタックとドロップ
スタックハイトは踵27mm / 前足20mm、ドロップは7mm。アディゼロ系のなかでも薄めの部類だ。接地はダイレクトだが、そのぶん脚に来る。厚底に慣れていると長い距離で後半きつくなるので、距離は様子を見ながら伸ばしたい。
耐久性の現状(約200km走行時点)
約200km走った時点で、ソールのへたりはまだ感じない。薄底のわりに、今のところタフだ。距離が伸びてからの摩耗は引き続き見ていく。
結論
万能なジョグシューではない。薄くて軽く、速いペース走や脚づくりで生きる一足。用途を割り切って使うのがいい。
良い点
- +非常に薄くて軽く、スピードを上げて走りやすい
- +3:20/kmまでのペース走や距離走など、速いペースに対応できる
- +薄底なのでクロカン・芝生のきつい練習や、厚底だとつらい坂道ダッシュでも使いやすい
- +薄いぶん足を鍛えられる
気になる点
- −クッションは多少あるが、薄いぶん他の厚底(アディオス系)より足にダメージが来る
- −厚底に慣れていると、長い距離を走ると後半きつくなってくる
- −足ができていない人がマラソンで使うと後半きつくなると予想される
耐久性の記録
- 200km200km走行時点でソールのへたりはまだ感じない。
よくある質問
サイズ感はどうですか?
やや幅が狭いと感じました。評者はアディゼロ エボ SLでは25.5cmを履いていますが、このジャパン 9は26cmがぴったりでした。普段より少し上げるか、試し履きをおすすめします。
ジョグ用に使えますか?
使えますが、薄底で足にダメージが来るので、ゆっくりのジョグを1足でこなしたい人には向きません。どちらかというと速いペースのランニングで生きる一足で、用途を割り切るのがおすすめです。
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二村 昇太朗ランナー / エンジニア
小1から陸上一筋17年目。箱根駅伝2回出走(第101回10区 / 第102回7区 区間5位)、フルマラソン自己ベスト2時間16分17秒、東京マラソン2026出走。ほぼ毎朝3:45起床・12km走を継続中。